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Y HOUSE (K/R/H)

Y HOUSE 15

工事経過を紹介していたY HOUSEが完成しました。

30坪の小さな住宅でが、口之津の一番にぎやかな、郊外型の店舗が集まる国道沿いの分譲地の一角に真っ黒な外壁が印象的な建物です。


Y HOUSE 16

国道側の外観。1階と2階の屋根の勾配を切り返しただけで、建物にリズム感が出ています。


Y HOUSE 18

玄関を入ると、細い廊下がL字型にリビングを回り込むようにあり、玄関からリビングまでちょっとだけ距離があります。これは、「細い」廊下を通過することでリビングを実際の面積よりも広く感じさせるための仕掛けです。


Y HOUSE 17

この住宅のメインの部屋。リビングとキッチンそして畳コーナーが一体になっています。天井、壁の白と建具の黒のコントラストが空間を引き締めています。


Y HOUSE 19

2階の部屋を繋ぐ通路。部屋を繋ぐだけの共用スペースは割と忘れられている空間ですが、部屋と同様重要な空間と考えています。1階の廊下同様、通路はその先にある空間を引き立てるための空間です。ですから手は抜けません。映画で名脇役が物語を際だたせるような存在です。出来るだけスッキリとシンプルに納めています。

他の写真は、部屋が狭くてうまく撮れませんでした(笑)。うまく撮れてない写真で意に反する印象を持たれても困りますからね〜。建築を撮るのは難しいです(笑)。

Y HOUSEを設計するにあたって一つの野望がありました。それは「ユニクロ」の様な住宅をつくりたいという思いです。「ユニクロ」についてはいろんな見方があると思いますが、僕が「ユニクロの様な住宅」をと思っている1つに、ローコストでありながらクオリティを落とさない姿勢があります。ここで問題なのが、何をもって「クオリティ」と言うかですが、僕が考える「クオリティ」とはスタイルのことではなくて、そこに発見があるかどうかです。「なんだ、これでもいいんだ」という発見です。その「これでもいいんだ」という発見がローコストや新しい考え方に繋がる様な気がしてなりません。僕にとって、ここ何年か住宅を考える時の課題となっています。それを実現するためには施主に納得してもらわなければならないし、自分自身のスキルも磨かなければなりません。なんだか、わかりにくい論理と思われるかもしれませんが、僕自身もまとまってないとこともありますので、ご遠慮なくスルーして下さい(笑)。

さて、Y HOUSEですが、自分で自分評価をするのは難しく、いろんな葛藤がありますねー。

皆さんも口之津にお立ち寄りの際は見てみて下さい。国道沿いにありますので、運転しながらじっくり見ると交通事故の原因になりますのでお気を付けくださいませ(笑)。かと言って、近くでジロジロ見ると怪しまれるので、家の人に一声掛けて見て下さいね〜。



posted by : HIROYA INOUE | Works | 2010.02.02 Tuesday 23:30 | comments(0) | trackbacks(0) |
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